
<スタンダード・ポートランドクラシック 2日目◇15日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6497ヤード・パー72>
岩井明愛がバーディの固め打ちで上位に浮上した。この日6バーディ・1ボギーの「67」で、連日の好スコアをマーク。トータル10アンダー・4位タイで首位と2打差に迫った。
スタートから6連続パーと静かな立ち上がりだったが、16番から3連続バーディを奪取。折り返し直後の1番では2打目をミスしてボギーを喫したものの、5番からまたも3連続バーディを奪った。
しかし、本人は「プレー中はそういうの分からないので(笑)」と、2度の3連続バーディにも特別な意識はなかったという。ホールアウト後、記者から指摘されて「ああ、ありましたか」と思い出したほどだ。
「前半で耐えることができたぶん、後半でバーディが来たと思います。いいゴルフでした」。フェアウェイキープ率は50%(7/14)で、パーオン率は66.7%(12/18)。ともに初日から数字を落としたが、スコアは同じ「67」をマークするあたり、地力と好調ぶりを証明した。
首位とはわずか2打差。3日目に向けて「とりあえず最終日最終組で回れるようなプレーをしたい。変わらずにピンを狙って、結果を恐れずにガシガシ行きたい」と意気込んだ23歳。ムービングデーでも好プレーを披露し、第一目標の最終組入りを狙う。