USTマミヤの“新作”を国内女子ツアー会場で発見! 優勝経験者たちがさっそくテスト→好感触「ヘッドが前に出やすい」

<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前情報◇13日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6625ヤード・パー72>

今週の国内女子ツアー会場に、USTマミヤの新作とおぼしきシャフトが新登場した。そこに記されてるのは『LIN-Q』の文字。同社の大人気モデルの後継とみられる。
そして、さっそく選手たちがそのシャフトでテストをする様子もみかけることができた。同社と契約を結ぶツアー通算1勝のリ・ハナ(韓国)は、18ホールを回った練習ラウンドに、その真新しいシャフトを挿した1Wを携え臨んだ。

そのシャフトをよく見ると、大きく書かれた“LIN-Q”の文字の下に赤、青、白のラインがある。これまでと同様に、その色によって特性が変わることが想像できる。

赤をチョイスしたハナは、「振り感がよくて、スイング中の“詰まり”が少ない。ヘッドが前に出やすくて、つかまりがいいですね。だから距離も伸びる」というのが初打ちの印象だ。“つかまりがいい赤”というイメージが、今作も踏襲されているのかもしれない。

今季もドライビングディスタンスは235.91ヤードの61位。本人も「私は飛ぶタイプではない」というなかで、シャフトに求めるものは「曲がらないのが一番」だったが、そこにも納得顔。同社が目指し、掲げる『とにかく曲がらない』という強みもしっかりと体感したようだ。担当者が詳細を語ることを避けたため、いつ発売される商品かも不明だが、ハナは「アマチュアの方は、振り切れていない方も多い。でもこれは、しっかりヘッドが前に出て、詰まらない感じがするので打ちやすいと思います」という太鼓判も押した。

こちらもツアー通算1勝の尾関彩美悠も、テストをしたひとり。各モデルを試し、選んだのは赤だった。もともと、シャフトには「しなりを感じたいタイプ」ではあるが、その反面「しなりすぎると曲がりが大きくなる」とも。この“ちょうどいい塩梅”を求めているが、今回の第一印象は「いいフィーリングです」とニコリ。「しなるけど、打ってみるとしっかりしている。しなりを感じながら曲がらない印象です」と、理想に近い感触を得た。

テストを行ったのが、すでに練習ラウンドを終えた後だったため、「コースでも打ってみて」、さらにその理解度を深めたいところ。ただ表情を見ると、今後の選択肢に加わる可能性も十分にありそうだ。

米男子ツアーでは、通算6勝のリッキー・ファウラー(米国)がこのモデルを使用したことも確認されている。国内女子ツアー会場でのテストも、さらにここから本格化していくという。どういった性能を持ったシャフトなのか? さらなる詳細が明らかになるのが楽しみだ。

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