ネリー・コルダが世界ランキング1位から陥落へ “新女王”はジーノ・ティティクル

<AIG女子オープン 最終日◇3日◇ロイヤル・ポースコールGC(ウェールズ)◇6748ヤード・パー72>
 
今季のメジャー最終戦「AIG女子オープン」を36位で終えたネリー・コルダ(米国)が、4日に発表される世界ランキングで1位から陥落することが分かった。
代わって、ジーノ・ティティクル(タイ)が同ランキングの2位から女王の座に返り咲く。ティティクルは2022年、史上最年少で世界1位となった経験があるが、そのときはわずか2週間で順位を下げていた。今季は5月の「ミズホ・アメリカズオープン」で優勝し、「アムンディ・エビアン選手権」ではプレーオフの末に惜しくも2位。それ以外にもトップ10入りが8回と、安定感のあるシーズンを送っている。

コルダは通算108週にわたり1位の座につき、24年には7勝を挙げ、これまで71週連続で世界1位の座を守ってきた。しかしランキングポイントは徐々に減少し、今シーズンはここまで未勝利。全英ではストローク数とパッティング・ゲインの両面で自身が今季記録した数字を上回ったが、ティティクルが30位に入ったことで、逆転を許す結果となった。

なお今季は、メジャー5大会すべてで予選通過を果たし、予選落ちは一度もない。最高成績は全米女子オープン選手権での2位だった。(文・武川玲子=米国在住)

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