石川遼は最終日『70』と伸ばせず22位タイ 課題はアイアン&ウェッジ「一歩ずつ、熱くやりたい」

<リシャール・ミル チャリティトーナメント 最終日◇3日◇能登カントリークラブ(石川県)◇7142ヤード・パー72>

3日目に「64」をマークし、首位と6打差の11位に浮上した石川遼だが、3バーディ・1ボギーの「70」と伸ばしきれず、トータル15アンダー・22位タイで4日間を終えた。
1番、2番と連続バーディで滑り出して上位進出を目指したが、その後は1バーディ・1ボギーと足踏み。「暑さもあって、けっこう過酷でした」とアイアンショット、パッティング、アプローチともに、思い通りに打てなかったと最終日を振り返る。

「ドライバーを打っていけるゴルフができているし、スイングスピードも出てきています」と4日間を通すとドライバーへの手応えはあった。2日目のドライビングディスタンスは326.45ヤードでフィールド1位を記録。4日間通しても312.64ヤードで5位。またやや左ドッグレッグでランディングエリアの狭い18番(パー5)は4日間のうち3回フェアウェイキープをするなど、自信を持ってドライバーを振れるシーンが多かった。

22位タイに終わった課題もはっきりしている。「150ヤード以内からバーディが取れなかったり、チャンスにつけられなかったり、ボギーになったり…。ウェッジでバーディが取れているときと比べるとあまりにも失っているストロークが多すぎます。“0.何打”かの積み重ねで、何打失ったか」。

今大会は150ヤード以内、特に50~60ヤードの半端な距離のコントロールショットを課題に挙げる。「前の試合で出てきた(ラフからの)課題や反省点を忘れず、今週出来たと思うし、うまく向き合えている。ゆっくりただ熱く、やりたいと思います。一歩ずつですかね」。酷暑でも石川遼は熱く課題をこなしていく。(文・小高拓)

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