ボルシアMG幹部が日本代表DF板倉滉の去就に言及「オファーは届いていない」…一方、今夏の売却には前向きな姿勢も

 ボルシアMGのローランド・ヴィルクスSD(スポーツディレクター)が日本代表DF板倉滉の去就について語った。22日、ドイツメディア『キッカー』が同氏のコメントを伝えている。

 板倉はボルシアMGとの現行契約を2026年6月まで残しているものの、契約満了まで1年を切ったことで今夏の動向に注目が集まっている。これまで、ブンデスリーガのドルトムントやフランクフルトに加え、オランダの強豪PSVからの関心も伝えられており、ドイツメディアは『スカイスポーツ』は同選手に対して、PSVが移籍金900万ユーロ(約16億円)のオファーを提示したと報じている。

 しかしながら、ヴィルクスSDは現時点で正式なオファーは届いていないことを明言。「コウにはオファーは届いていない。約4週間前に漠然とした問い合わせはあったが、それ以降は何も進展していない」と語った。

 一方で、クラブとしては来夏の契約満了により板倉を“フリー”で手放す事態を避けたい意向も明かし、「もし興味深いオファーが届いた場合は、検討しなければならない」と述べている。
 
 実際にボルシアMGは近年、主力選手のフリー流出を経験。2022年夏にはドイツ代表DFマティアス・ギンターをフライブルクへ、2023年にはフランス代表FWマルクス・テュラムがインテル、アルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニがドルトムントへそれぞれ契約満了によって退団している。こうした背景もあり、クラブは今夏の移籍市場で板倉に関するオファーに前向きな姿勢で臨む構えを見せているようだ。

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