PGAツアーがポール・エイジンガーに『ペイン・スチュワート賞』授与 「まさにふさわしい」

PGAツアーは21日、その人格とスポーツマンシップ、献身的な慈善活動に対して送られる『ペイン・スチュワート賞』を65歳のポール・エイジンガー(米国)に贈ると発表した。ツアー12勝のエイジンガーが受賞した知らせは、同日午後7時(米国東海岸時間)に米ゴルフチャンネルとPGAツアーのユーチューブなどで放映される。
エイジンガーとスチュワートは仲のいい友人だった。だが、1999年にスチュワートは自宅のある米フロリダ州から「ツアー選手権」の会場に向かうプライベートジェットが墜落し不慮の事故死を遂げた。告別式でエイジンガーは1993年の「メモリアル・トーナメント」で親友のスチュワートを抑えて勝利したときの複雑な胸中を語っている。

PGAツアーは2000年から、スチュワートと同じくゴルフコース外で最も貢献した選手に贈られる『ペイン・スチュワート賞』を設立。「ペイン・スチュワートの模範となるポジティブな人間性をすべて知っている人物がいるとすれば、それは彼の親友であるエイジンガー。スチュワートとエイジンガーがそのキャリアを通じて発揮した人格と慈善の追求は一致しており、エイジンガーが受賞するのはまさにふさわしいことだ」とPGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハン会長はコメントした。

65歳のエイジンガーは、そのキャリアを通じてスポーツマンシップや慈善活動に大きく寄与し、28人目の受賞となった。「親愛なる友人の受賞者に選ばれたことは、私の人生で最も誇らしい瞬間だ」とエイジンガー。「ペインはキャリアを通じて、究極の人格、スポーツマンシップ、そして他者に奉仕。彼は、ゴルフというゲームを代表する方法の基準を示した。だから、この賞で認められることは、本当に光栄なこと」と話した。ツアー選手権の開幕2日前となる現地時間8月19日にアトランタで授賞式が行われる。

■ポール・エイジンガー(米国、マサチューセッツ州出身)
1981年にプロ転向し、1993年「全米プロゴルフ選手権」を含むツアー通算12勝を誇る。2008年「ライダーカップ」の米国チームでキャプテンを務めた。米フロリダ州に在住し、トニ夫人と『エイジンガー・ファミリー・コンパッションセンター』を設立し、チャリティー活動を行っている。

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