ショットに苦しみ「どうしたらいいか分からない」 渋野日向子はエビアンで3年ぶりの予選落ちが濃厚に

<アムンディ・エビアン選手権 2日目◇11日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504ヤード・パー71>

最終18番(パー5)のバーディパットも、カップに吸い込まれることはなかった。渋野日向子はバーディを一つも奪えないまま、2日目のグリーンをおりることに。ラウンド後に応じた中継局WOWOWのインタビューでは、「何も言う事がない内容ですね」と悔しさを抑え込みながら、淡々と話した。
5オーバー・113位タイで終えた初日の出遅れを取り戻したい一日だったが、スタートの1番でボギーを叩くと、その後も流れを引き寄せることはできなかった。4番で2つ目のボギーが来ると、13番パー4では痛恨のダブルボギー。そこからもパーを並べるので精いっぱいだった。

ショット面については、「きのうよりは、イメージを湧かせて打てた」と話す。ただ結果的には「ボールのコントロールは全然できなかった。どうしたらいいか分からないです」と歯がゆさを感じ続ける18ホールだった。フラットな面がほとんどないコース状況も相まって、ショットの操作に苦しんだ。

2日間、トータル9オーバーで終戦。1オーバー、2オーバーと行き来しているカットラインに遠く及ばなかった。グリーン上も「パッティングでショートが多かったので(グリーンが)重くなってるのかなとは思った。全然入らずに残念です」と、やはり思い通りにはいかなかった。

4度目のエビアン出場だが、これまで22年が予選落ち、23年が59位、そして昨年が51位という結果にとどまってきた苦手意識のある大会だった。そして、それを今年も克服できないまま、会場を去ることになりそう。次戦は2週後の「ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン」。ここは2019年に制した「AIG女子オープン」(全英女子)の“前哨戦”となる。「まずは休んで、しっかりリセットして臨みたいです」。リンクスで戦うため、ショットなどの修正を急ぐ。

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