
【モデルプレス=2025/07/10】俳優の鈴木亮平が10日、都内で開催された劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(8月1日公開)プレミアイベントに、菜々緒、生見愛瑠、賀来賢人、江口洋介、高杉真宙、宮澤エマ、石田ゆり子、松木彩監督とともに登場。推しが変わったことを明かした。
【写真】鈴木亮平の新たな“推しメン”
◆菜々緒、過酷な撮影明かす
本作は、2021年にTBS日曜劇場枠で放送された「TOKYO MER~走る緊急救命室」の劇場版第2弾。劇場で開催された舞台挨拶の冒頭では、主人公の医師で、南海MERに指導医として派遣されたTOKYO MERのチーフドクター・喜多見幸太を演じる鈴木が「トカラ列島十島村で避難されている方、そして不安な日々を過ごされている方、現在対応に一生懸命当たってくださっている全ての方に、お見舞いとエールを、MERチームを代表してお送りしたいと思います」とコメント。「ついに劇場版『東京MER』第2弾が完成しました。皆様のおかげです。まずは本当にありがとうございます」と感謝を語り「素晴らしい作品になったと自負しています。『東京MER』シリーズの中でも、スケールの大きさは圧倒的ナンバーワン。そして人間ドラマの濃厚さも、間違いなくナンバーワンだと思っています」と胸を張った。
物語にちなみ、チームワークや信頼関係を築くうえで大切にしていることを問われた鈴木は「出身地を聞く。東京って本当にいろんなところから(人が)来ているじゃないですか」「どういうところで育ってきたんだっていうのを知ることで、まず相手を知ることができると、自分が一番親近感を持てるじゃないですか。そうすると、相手の方も割と親近感を持ってくれるような。自分がまず好きになるっていうのは心がけていますね。地理が好きっていうのもあるんですけど」と返答。その言葉を証明するかのように、新メンバーも含めてキャストの出身地を次々と挙げていき、正しいと聞かされると「良かったあ(笑)」と安堵。「真宙くんは福岡出身なのに、沖縄には初めて行ったっていうのを聞いたり。そういうのでいろいろ(話が)広がりますし。面白いですね」と話していた。
菜々緒は「自分の気持ちに嘘をつかない」としたうえで「この作品も、本当はやりたくなかったけど(笑)。これは本当に認めてほしい。本当に大変なんです!この作品。本当に本当に大変で(笑)。ね、賀来さん?正直に言うとやりたくない、ちょっと避けて通りたいって思うけど、ファンの皆様だったり、応援してくださる皆さんだったり、医療従事者の皆さんだったり、SNSを通してコメントもたくさんいただいたり、メッセージをいただいたりするんですよ」と発言。「そうなると、もう一回自分を奮い立たせて。やっていこう!って。その声が本当に支えとなって。このメンバーもそうですし。このメンバーじゃなかったら私はオファーを断ってるなって思ってます(笑)。そのぐらいの信頼関係が、このチームには。スタッフの方だったり監督もそうですし、キャストの皆さんとの信頼関係があるからこそ続投できてるっていうところは、すごくあるなと思います」と明かしていた。
生見は「いっぱいご飯を食べるとか(笑)。皆さんでいっぱい一緒にご飯を食べるとか、自分自身もいっぱい食べる(笑)。とにかく元気でスタミナをつけることが大事かなと思います。この作品中も、劇中で釣った魚を皆さんで一回いただいたりして、そこから余計にチームワークが良くなった気がしたりしているので。食を共にするのが大事なのかなとすごく思います」と考えを明かしていた。
最後にキャストを代表してマイクを持った鈴木は「ドラマの時から撮影しながら、ずっと思っていることがあって。こんなに極限状態なのに、なんでそれでも人は人を救いたいっていう風に願うんだろう?これって何なのかな?というのを、ずっと考えさせられる現場で。人間に備わった美しい本能の一つなのかな、なんてことを考えさせられています。人は(本能が)、悪い方にも行くし良い方にも行くと思うんですけれども、MERが描いてきたのは、『人が人を救う。それだけ』っていう、そういうテーマなんですね。それだけシンプルで力強い人間の美しさを描くからこそ、こんなにもたくさんの方に支持していただいて、続編が作れたんだなと思っております」とコメント。そして「医療従事者はヒーローだっていうテーマからもう一歩進んで、誰かのために頑張る人はみんなヒーローなんだっていう、そういうことを描いたつもりです。決して極限状態だけではなくて、日々みんな誰かのために頑張っていると思うんですよ。子育てもそうだし、介護もそうだし、部活だってそうだし。そういう日々毎日頑張っている人へのエールに、こういう作品がなってくれれば嬉しいなと、今皆さんを前にして改めて思いました。今回、エンドロールまで見ていただくと、人間っていいな、人間ってすごいじゃん、人間って美しいなって必ず思って劇場を後にしていただけると思います」と作品の魅力をアピールしていた。(modelpress編集部)
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