日本代表DF板倉滉の去就は?…ボルシアMGは売却検討もクラブSD「問い合わせはない」

 ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉の去就は依然として不透明なようだ。7日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在28歳の板倉は川崎フロンターレとベガルタ仙台を経て、2019年1月にマンチェスター・シティへ完全移籍加入。フローニンゲンやシャルケへのレンタルを経験した後、2022年夏にボルシアMGへ完全移籍し、現在に至るまでセンターバック(CB)の主軸として活躍している。在籍3年目の2024-25シーズンは公式戦33試合4ゴール1アシストという成績を残し、強豪ドルトムント相手に衝撃的な中央突破からネットを揺らすなど存在感を放った。

 板倉がボルシアMGと締結している現行契約の期間は2026年6月30日まで。契約満了まで残り1年となる中、今夏にはヨーロッパリーグ(EL)王者のトッテナム、ドルトムントやフランクフルトといった国内の強豪からの関心が明らかになっており、去就に大きな注目が集まっている。

 そんな板倉だが、現地時間6日に行われたボルシアMGのプレシーズン最初のトレーニングに姿を現した模様。ローランド・ヴィルクスSD(スポーツディレクター)は「コウに関しては未だ問い合わせはない。現時点で移籍市場は非常に静かだ」と明言しており、現時点では他クラブとの具体的な交渉は行われていないようだ。

 しかし、複数のクラブが動向を注視しているのは事実であり、ボルシアMGも移籍金が獲得できる今夏のタイミングでの売却を検討しているという。ヴィルクスSDも「非常に難しい移籍市場になるだろう」とコメントしており、依然として板倉の去就は不透明と報じられている。

 森保一監督率いる日本代表でも主軸として活躍する板倉。FIFAワールドカップ26を一年後に控える中、今夏に新天地を求めることになるのだろうか。

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