ルーキー・入谷響が成長を感じる“デビューイヤー” プロのメイク術にも大満足「だれって感じ(笑)」

<資生堂・JAL レディスオープン 事前情報◇2日◇戸塚カントリー倶楽部 西コース(神奈川県)◇6766ヤード・パー72>

ツアーデビューしてから14試合目の「ニチレイレディス」でプロ初優勝を飾ったルーキーの入谷響が、自身初の前夜祭とプロアマ戦に参加した。練習日の火曜日には「緊張します…」と表情も硬かったが、終わってみると「すごく楽しかったです」と笑顔を見せた。
前夜祭にはネイビーのドレス姿で登場。そして、大会を主催するのは大手化粧品メーカーの資生堂で、この前夜祭では例年、『資生堂ヘアメイクアップアーティストチー ム』が選手にメイク、ヘアアレンジを行う時間が設けられている。「だれ? って感じ(笑)自分がだれかわからなかったです(笑)」と目を丸くさせ、プロの技術に驚きを見せる。「ゴルフのときとは違うし、すごいです」と仕上がりに大満足。試合で戦っているときには見せない一面を見せた。

プロアマでは同伴者と楽しそうに話す姿が見受けられたが、実は「人見知りでした」と自身の性格を明かす。しかし、プロになってからキャディや、メーカーさん、関係者などと「話すようになってだいぶ変わりました。多分、喋れるようになったと思います(笑)」と徐々に初対面の人とも話せるようになってきているという。「こういうコース回ったことありますか? って質問したり、一緒にラインを読んだりして、たくさんお話しできたと思います」と不安があった初のプロアマも、有意義な時間を過ごすことができた。

そして、大会開催前にこういった“仕事”ができていることに喜びを感じていた。「うれしいことです。優勝できたから(プロアマに)出られているわけですし、優勝していなかったら出られてない。こういう経験できないし、自分の成長だと思っています」とプロとしての成長を感じることもできている。

初優勝後の「アース・モンダミンカップ」では、トータル3オーバー・55位タイ。「少し疲れが出てしまった気がします。でもこの疲れはうれしいこと」と、ここまで全試合に出場している。プロ1年目としては、この連戦で感じる疲労すらもどこか心地が良い。

今週は「新しいシャフトを試しました」と、オールブラックで『TENSEI』と書かれた三菱ケミカルの新シャフトと思われるものをテストしていた。もともと『TENSEI Pro Orange 1K』を使用しており、それもお気に入りの1本だが、今回のも「振りやすさは、完璧です」と振り心地に好感触を得ている。しかし、まだ打ち慣れていないこともあり「明日の朝練習次第で、今週で使うか決めようと思います」と話した。

今大会には初出場で会場となる戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)は初めて回るコースだが「自分のなかでは悪いイメージないです」と不安は無い。「トップ10を目指して頑張りたい。もちろん優勝も目指して頑張ります」と意気込みを示した。プロとしての実感を得た大会で今季2勝目をつかみに挑む。(文・高木彩音)

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