マンU復帰も立場変わらず構想外のサンチョ…ユヴェントスが関心、交渉は継続か

 ユヴェントスが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得に向けて動きを本格化させているようだ。2日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディマルツィオ』が報じた。

 現在25歳のサンチョは、2021年夏にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍で加入。しかし、エリック・テン・ハフ前監督との確執で構想外となり、2023-24シーズン後半戦は古巣ドルトムントへレンタル移籍。その後、2024-25シーズンはチェルシーへ再びレンタルで放出された。チェルシーでは公式戦41試合に出場し、5ゴール10アシストを記録したものの、シーズン終了後にクラブは買い取り義務オプションを行使せず、500万ポンド(約9億8000万円)の違約金を支払い、マンチェスター・ユナイテッド復帰が決まった。

 マンチェスター・ユナイテッドに復帰したサンチョだが、ルベン・アモリム監督の下でも構想に含まれていないとされ、今夏の退団は確実視されている。そうしたなかで、かねてより関心を寄せていたユヴェントスが、同選手との交渉を加速させている模様。『ジャンルカ・ディマルツィオ』によると、ユヴェントスはここ数週間にわたりサンチョ側と連絡を取り合っており、「前向きな話し合いが行われている」と伝えられている。

 現在ユヴェントスは、リールをフリートランスファーで退団したカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドの契約が間近に迫っており、近日中にもメディカルチェックを受ける予定。同メディアは「デイヴィッドの加入決定後も、ユヴェントスはこの取引を進めていく予定」と報じている。

 さらに報道では、ユヴェントスが新戦力獲得に向けた資金捻出のため、2026年6月まで契約を残すセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの売却を検討しているとも指摘されている。

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