クラブW杯参戦中のインテル、ザレフスキの買い取りOP行使を発表…今冬ローマからレンタル加入

 インテルは23日、ローマからのレンタル移籍で加わっていたポーランド代表MFニコラ・ザレフスキについて、買い取りオプションを行使し、完全移籍にて加入することを発表した。

 ザレフスキは今年2月1日、ローマからインテルへのレンタル移籍が発表。イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』など複数のメディアによって、契約にはシーズン終了後の買い取りオプションが付帯していると指摘されており、今回は650万ユーロ(約11億円)の買い取りオプションを行使しての獲得だという。契約期間等は公表されていない。

 ザレフスキは2002年1月23日生まれの現在23歳。ポーランド人の両親の下でイタリアに生まれた同選手は、ローマのアカデミー育ちで、2021年5月に19歳でトップチームデビューを飾った。両サイドハーフ、両ウイングバックを主戦場とし、2021-22シーズン終盤戦から出場機会を増やしていたものの、昨季途中に就任したクラウディオ・ラニエリ監督の体制下では出場機会が減少。ローマでは公式戦通算123試合出場2ゴール9アシストを記録し、今年2月にインテルへレンタル移籍した。

 インテルではシーズン途中の加入ながら、公式戦15試合のピッチに立って1ゴール1アシストを記録するなど、一定の出場機会を確保。インテル加入後は中盤の一角としても起用されている。現在、アメリカ合衆国で行われているFIFAクラブワールドカップ2025でも、グループE第1節のモンテレイ戦に途中出場しており、第2節の浦和レッズ戦では前半の45分間プレーした。

 なお、ザレフスキのレンタル移籍契約は6月30日までとなっていたため、買い取りオプションが行使されなければ、7月以降のクラブW杯の試合には出場することができなかった。だが、正式に買い取りオプションの行使が伝えられたことで、今後も“ネラッズーロ”の一員として同大会を戦い抜くことが決まった。

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