板倉滉、フランクフルト加入で来季CL出場へ?…堂安律との“日本人コンビ”誕生の可能性も

 ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉がフランクフルトへ移籍する可能性が高まっているようだ。16日、ドイツ紙『RHEINISCHE POST』が伝えている。

 現在28歳の板倉は川崎フロンターレとベガルタ仙台を経て、2019年1月にマンチェスター・シティへ完全移籍加入。フローニンゲンやシャルケへのレンタルを経験した後、2022年夏にボルシアMGへ完全移籍し、現在に至るまでセンターバック(CB)の主軸として活躍している。在籍3年目の2024-25シーズンは公式戦33試合4ゴール1アシストという成績を残し、強豪ドルトムント相手に衝撃的な中央突破からネットを揺らすなど存在感を放った。

 そんな板倉にはかねてからステップアップの噂が絶えない。PSVが継続的に関心を寄せているほか、ドイツ代表DFニコ・シュロッターベックが長期離脱したドルトムントがその“代役”として動向を注視しているとも報じられており、今夏の去就には注目が集まっている。2026年6月末までとなっている契約期間が延長される可能性は低く、ボルシアMGも移籍金が獲得できる今夏のタイミングでの売却を検討している模様だ。

 報道によると、板倉は今夏にボルシアMGを退団する見込みで、現時点での新天地の最有力はフランクフルトだという。同クラブは2024-25シーズンのブンデスリーガを3位で終えチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したものの、公式戦44試合に出場したブラジル人DFトゥタに退団の可能性が浮上。板倉は後釜候補としてリストアップされており、今夏の移籍が実現する可能性は次第に高まっているようだ。

 板倉の契約解除金は1000万ユーロ(約17億円)から1500万ユーロ(約25億円)とされているが、両クラブの財政状況を考慮すると、ボルシアMGがフランクフルトからのオファーを承諾する可能性は高いと報じられている。

 なお、フランクフルトはフライブルクに所属する日本代表MF堂安律の獲得も目指している模様。かつてオランダのフローニンゲンでチームメイトだった板倉と堂安が再び共闘する可能性もありそうだ。

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