
レヴァークーゼンは、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの後釜として、ボーンマスに所属するオランダ代表MFジャスティン・クライファートの獲得に関心を示しているようだ。15日、イギリスメディア『デイリーメール』が報じている。
レヴァークーゼンの中心選手として今シーズンも活躍したヴィルツには、1億1600万ポンド(約226億円)の移籍金でリヴァプール加入が迫っている。さらに来シーズンから指揮官がシャビ・アロンソ監督からエリック・テン・ハフ監督へと交代することで、大幅なチームの刷新が見込まれている。
多額の移籍金収入が見込まれるなか、レヴァークーゼンはヴィルツの後継者としてジャスティン・クライファートをリストアップした模様。『デイリーメール』は「同選手の獲得に向けて問い合わせを行った」と報道している。また、イギリスメディア『トークスポーツ』も、レヴァークーゼンがクライファートに関心を示していることを伝えており、「移籍金に関しては、ローマから獲得した際の960万ポンド(約18億円)の2倍をはるかに越えるものになる可能性が高い」との見解を示している。
現在26歳のジャスティン・クライファートは、アヤックスの下部組織出身で17歳の時にトップチームデビューを飾った。2023年夏にローマからボーンマスに完全移籍をすると、ここまでの2シーズンで公式戦75試合に出場し、22ゴール10アシストを記録。特に今季は飛躍のシーズンとなり、2024年12月のウルブス戦でPKのみのハットトリック、強烈なミドルシュートを決めるなど、ボーンマス躍進の一翼を担った。