“至宝”ヴィルツのリヴァプール加入が決定的に!…移籍金総額は約227億円、5年契約締結か

 リヴァプールがレヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得に迫っているようだ。13日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが一斉に報じている。

 プレミアリーグ連覇を目指すリヴァプールに“ドイツの至宝”の異名を取る若き司令塔が加入することが決定的となった。報道によると、レヴァークーゼンに最大1億1600万ポンド(約227億円)の移籍金を支払うことで合意に達したとのこと。すでに個人的な条件も合意に達している模様で、近日中にメディカルチェックを経て完全移籍での加入が正式発表される見通しだ。契約期間は2030年6月30日までの5年間になると見られている。

 移籍金の構造については、固定費が1億ポンド(約195億円)で、クラブがトップレベルで継続的な成功を収めた場合に発生するボーナスが1600万ポンド(約31億円)と報じられている。総額1億1600万ポンド(約227億円)はブンデスリーガ史上最高の売却額であると同時に、リヴァプールのクラブ史上最高額、さらにはプレミアリーグ史上最高額となっている。

 現在22歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。徐々に出番を増やすと、近年は攻撃の主軸に定着し、ここまで公式戦通算197試合で57ゴール65アシストをマーク。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは全公式戦を通じて18ゴール20アシストをマークするなど躍動し、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝やDFBポカール制覇に大きく貢献した。

 今夏の移籍市場でオランダ代表DFジェレミー・フリンポンとU-21ハンガリー代表GKアルミン・ペチを獲得しているリヴァプール。バイエルンやマンチェスター・シティも関心を寄せていたヴィルツを今夏3人目の新戦力、かつ“補強の目玉”として迎え入れることとなる。

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