指揮官交代、主力の移籍…“変革の夏”迎えたレヴァークーゼン、リヴァプールの22歳DFに関心か

 レヴァークーゼンがリヴァプールに所属するイングランド代表DFジャレル・クアンサーに関心を寄せているようだ。12日、イギリスメディア『アスレティック』やドイツメディア『スカイスポーツ』などが伝えている。

 チームを史上初のブンデスリーガ無敗優勝に導いたシャビ・アロンソ前監督(現:レアル・マドリード監督)が退任し、ドイツ代表DFヨナタン・ターがバイエルンへ、オランダ代表DFジェレミー・フリンポンがリヴァプールへ移籍したレヴァークーゼン。「10番」を背負うドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツもプレミアリーグ史上最高額でのリヴァプール加入が有力視されており、チームは“変革の夏”を迎えている。

 そうした中、レヴァークーゼンはセンターバック(CB)の補強を画策しており、クアンサーが獲得候補リストの上位に名を連ねているようだ。報道によると、未だ合意には達していないものの、レヴァークーゼンはリヴァプールおよび選手側との本格的な交渉を開始したとのこと。リヴァプールは同選手の能力を高く評価しており、当初は今夏の売却を検討していなかったが、レヴァークーゼンからの関心を受けて再考を迫られているという。

 現在22歳のクアンサーはリヴァプールの下部組織出身で、2022-23シーズンにレンタル先のブリストル・ローヴァーズでプロデビューを飾った。ユルゲン・クロップ体制最終年となった翌2023-24シーズンにトップチームでの出番を増やし、ここまで公式戦通算58試合で3ゴール3アシストをマーク。現行契約は2029年6月末までとなっており、リヴァプールの評価額は4000万ポンド(約78億円)以上と報じられている。

 なお、レヴァークーゼンはシャビ・アロンソ前監督の後任として、エリック・テン・ハフ監督を招へい。ブレントフォードからオランダ代表GKマルク・フレッケンを獲得するなどチーム再編を進めている。

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