チェルシー、GKメニャン獲得へ正式オファー…交渉成立の行方はミラン次第に

 チェルシーが、ミランに所属するフランス代表GKマイク・メニャン獲得へオファーを提示したようだ。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 現在29歳のメニャンはパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織出身で、2015年8月にリールに移籍後、2021年7月にミランに完全移籍した。加入以降は守護神としてチームを支えており、2024-25シーズンは公式戦53試合に出場するなど、加入後4シーズンで通算163試合に出場している。

 しかし、ミランとの現行契約は2026年6月30日までと残り1年となっているなか、メニャンとしては契約延長にサインするつもりがないことが噂されており、去就には注目が集まっている。

 そんなメニャンにはチェルシーが関心を示していることが明らかになっており、同選手自身もすでにチェルシー行きに前向きになっていることも報じられているが、ミランが3000万ユーロ(約50億円)程度の移籍金を要求しているのに対し、チェルシーは契約期間が残り1年となっている29歳の選手に対してそのような大金を支払うつもりがないことから、交渉は難航していることが明らかになっていた。

 このような状況のなか、今回の報道によると、チェルシーはメニャン獲得のために1500万ユーロ(約25億円)のオファーを提出したという。なお、同クラブとしては6月14日から開幕するFIFAクラブワールドカップ2025のために設立された特例移籍期間が閉幕する10日までにメニャンとの交渉についての最終回答を得たいと考えているようだ。

 来夏にはフリーでメニャンを手放す可能性のあるミランだが、果たして要求額に届いていないチェルシーからのオファーを受け入れることはあるのだろうか。

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