
【モデルプレス=2025/06/05】女優の上白石萌音が6月5日、都内で開催された『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』(6月13日公開)舞台挨拶付きプレミア上映会に、キム・ゴウン、ノ・サンヒョン、イ・オニ監督とともに出席。本作の見どころを熱弁した。
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◆上白石萌音、スペシャルMCでファンぶり発揮
本作は、他人の目を気にせず自由奔放に生きるジェヒ(キム・ゴウン)と、ゲイであることを周囲に隠しながら孤独に生きるフンス(ノ・サンヒョン)という正反対の2人が出会い、同居したことから始まる、「自分らしい生き方」を見つける物語。本作に感銘を受けた上白石は、舞台挨拶のスペシャルMCを務めた。
見どころについて、オニ監督が「皆様が映画をご覧いただく前なので詳しくお伝えできないんですけれど、最後のエンディングのシーンが終わった後に、エンディングのそのまたエンディングが控えているんです。映画が終わった時には、『これが最後だ』と思わずに少しだけ待っていただくと、その後にとても重要なセリフが出てきますので、どうぞお見逃しないようにご覧いただければと思います」と語った場面では、上白石が「本当に、映画が始まって最初のシーンから1番最後のカットまで、本当に最高なので、皆さん楽しんで行かれてください!」と観客に向けてアピール。自身の熱の入りように、上白石が「すみません、ファンです(笑)」とはにかむと、観客からは笑い声が上がった。
◆キム・ゴウン&ノ・サンヒョン、自身の20代と役を比較
2人の主人公が過ごす20歳からの13年間を描いた本作にちなみ、自分自身はどんな20代だったかを聞かれたゴウンは「私の20代は、まず一生懸命に大学に通っていました。誠実に大学に通って、模範的な学生として頑張っていたんです」と回答。続けて「そのあと22歳でデビューしてからは、皆さんにも見ていただいた作品にも出演したような、そんな姿をお見せできるように頑張っていました」と振り返った。また、大学生の頃の自身とジェヒを比較し「ジェヒほどはたくさん遊べなかった」と吐露。その上で「この作品の中にはたくさんクラブのシーンが出てくるんです。その中ではワイワイ騒いで遊びまくっています(笑)」と微笑んだ。
一方、サンヒョンは自身の20代を「大学を終えてから、その途中でまたお仕事も始めましたし、モデルの仕事や演技もしていました。そして軍隊にも行ってきたんです。そんな風に多様な経験をしながら、楽しく、紆余曲折のある人生を過ごしていました」と述懐。フンスを演じるにあたって自分自身が過ごした20代が影響を与えたことはあるか、と尋ねられると「正確にどういった経験ということはなかなか挙げられないんですけれど、私自身も似たような混乱を抱えていたことがありました」とし、「アメリカに長い間住んでいた中で、アイデンティティについて悩んだりしたこともありました。でもそういった経験のおかげで、フンスの混乱ぶりというものも少し理解できたような気がします」と打ち明けた。
◆ノ・サンヒョンの挨拶に上白石萌音「美しい日本語です!」
最後にゴウンは「皆さんにお会いすることができて、心から嬉しく思っています」と笑顔を見せ、「皆さんがこの映画をどんな風に見てくださるのか、今からワクワクしていますし、期待をしています。ご覧になる時には、他のことは考えずに肩の力を抜いて、気楽な気持ちで見て、お帰りになってくださったら嬉しいです」とコメント。
サンヒョンはスマートフォンを取り出して画面を見ながら「今日はお越しいただきありがとうございます。映画、楽しんでください。そして、心が温かくなる1日になったら嬉しいです。ありがとうございます」と日本語で感謝を伝え、上白石は「美しい日本語です!」と微笑んでいた。(modelpress編集部)
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