
現れた護衛艦の艦名のような天気!?
霧の中から無骨な外観の護衛艦が出現
東京湾フェリーは2025年5月3日、航行中のフェリ―が視界不良の中、護衛艦と遭遇する様子を捉えた画像を公式Xで公開しました。
東京湾フェリーは、神奈川県の久里浜港(横須賀市)と千葉県の金谷港(富津市)を結ぶ短距離航路で、所要時間は約40分程度です。運が良ければ横須賀基地に出入りする軍艦を見ることができるため、撮影を目的に乗船する艦船マニアもいます。
今回、霧の中でフェリーと遭遇したのは、横須賀基地を母港とする護衛艦「あまぎり」。同艦は海上自衛隊では最古のあさぎり型で、ステルス性を考慮していない無骨な外観です。船体後部には、哨戒ヘリコプターを2機収納できる大きな格納庫が設けられており、目を引きます。また、船体に2本のマストがあることも外観上の特徴となっています。
ちなみに、艦名の「あまぎり(天霧)」は、霧や雲で空が曇る状態を指し、旧日本海軍でも吹雪型駆逐艦「天霧」で使用されたことがあります。
【画像】おお!これが霧の中から護衛艦が「もわっと」現れた瞬間です