アル・ヒラル、ミランDFテオの獲得に向けクラブ間合意か…年俸面では選手側と“約8億円”の隔たり?

 サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルが、ミランに所属するフランス代表DFテオ・エルナンデスの獲得に向けクラブ間で合意に至ったようだ。2日、フランスメディア『フット・メルカート』が伝えている。

 現在27歳のテオはアトレティコ・マドリードの下部組織出身で、2016年夏にトップチーム契約を結んだ。アラベスへのレンタル移籍を経てレアル・マドリードに完全移籍するが、出場機会の確保には至らずレアル・ソシエダへとレンタル加入。2019年7月に完全移籍でミランへ加わった。イタリアで不動の地位を築くと、2021-22シーズンにはクラブのセリエA制覇に大きく貢献。加入からここまでの6年間で公式戦264試合出場34ゴール42アシストを記録している。

 2024-25シーズンも公式戦50試合出場5ゴール7アシストの成績を残したテオ。ミランとの現行契約が2026年6月までとなっている同選手は、数カ月にわたり契約延長に向けた交渉を進めていると報じられていた。しかし、未だ新契約の合意には至っておらず、一部メディアは選手側の高額な給与の要求が交渉停滞の理由と主張している。

 そんななか、『フット・メルカート』はアル・ヒラルとミランがテオの移籍で基本合意に至ったと報道。注目の移籍金は約3000万ユーロ(約49億円)となる見込みのようだ。一方、年俸についてはテオの希望と隔たりがある模様。アル・ヒラルは1500万ユーロ(約25億円)のオファーを提示したものの、同選手は2000万ユーロ(約33億円)を要求しているため、今後は条件面をめぐる個人間交渉が焦点となる。

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