
全米女子オープンに出場している竹田麗央。昨年、日本ツアーで8勝を挙げた彼女は、ツノ型パターを長く愛用している。その詳細をレポートしたい。
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今季の竹田が使用するのは、『オデッセイAi-ONE ミルド #7T』パター。ミスヒットに強くソリッドな打感が売りのツノ型パターだ。以前、彼女はツノ型形状を好む理由を以下のように語っていた。
「ショートパットでフェースが向いているところが分かりやすい点がいいですね。あと、ヘッドの座りもいいです。(もっと重心深度が深いヘッドは使わないのか?)今のミスに強い重心深度のヘッドの方が気に入っていますね」
ツノ型形状のメリットについて、キャロウェイのツアー担当に聞いてみた。
「ツノ型形状は2本の線が伸びているため、スクエアに構えやすいという声はよく聞きます。それと、マレット型でもツノ型ヘッドは重心深度が深すぎないのも使用する理由の一つですね。重心深度が深過ぎるとテークバックする際に、フェース面がブレる可能性があります。それがツノ型形状だとスクエアにヘッドを戻しやすいんです」
竹田は昨年、白い樹脂+アルミインサートのオデッセイ『Ai-ONE #7S』を使用していたが、今季は『Ai-ONE ミルド #7T』に変更。芝目も強いグリーンに対して、初速の出るものも試したいという要望があったという。
海外メジャー初制覇に向かって、竹田のパターが火を噴くのか? 目が離せない。
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