竹田麗央、最終18番で涙のダブルボギー　首位争いから後退「もったいなかった」

＜全米女子オープン　2日目◇30日◇エリン・ヒルズGC（ウィスコンシン州）◇6829ヤード・パー72＞

竹田麗央が最終18番で痛恨のダブルボギーを喫し、悔しいホールアウトとなった。この日は3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「73」でスコアを1つ落とし、トータル3アンダーで首位争いから後退した。
1番パー5でバーディを先行させたが、3番から2連続ボギー。大会を放送するU-NEXTのインタビューで「なかなかバーディチャンスにつかなかった」と振り返った通り、その後はガマンの時間が続いた。

9ホール連続パーのあと、後半14番パー5で反撃の口火を切った。2打でグリーンに乗せると、2パットでバーディ。続く15番パー4では、2打目を約30センチにつけて連続バーディを奪った。

だが、最終18番パー5で落とし穴が待っていた。フェアウェイからの2打目がグリーン奥へ。返しのアプローチはグリーンを通り過ぎ、パターでの5打目を2メートル強に寄せたが、ボギーパットは入らず。痛恨のダブルボギーを喫した。

このスコアロスにより、暫定首位の西郷真央とは5打差がついた。悔しさに目を潤ませながら、「最後のダボがもったいなかった」と肩を落とした。

それでも、上位で決勝ラウンドへ進出。「あしたからも自分のプレーに集中して、頑張ります」。挽回のチャンスは、まだ残されている。