欧州大会出場を逃したミラン、アッレグリ氏の就任を発表…2014年以来の“帰還”に

 ミランは30日、来シーズンの新指揮官としてマッシミリアーノ・アッレグリ氏を招へいすることを発表した。

 今シーズン、パウロ・フォンセカ前監督とともに新たな門出を迎えたミランは、開幕するから不安定な戦いが続き、2024年12月末に同監督を解任。セルジオ・コンセイソン監督を招き、スーペルコッパ・イタリアーナを制覇したものの、リーグ戦では8位に終わり、6シーズンぶりに欧州大会への出場を逃している。

 かねてより、コンセイソン監督の今シーズン限りでの退任は既定路線と報じられ、29日にミランはポルトガル人指揮官の解任を正式発表。2025-26シーズンからの新監督には、ナポリのアントニオ・コンテ監督やボローニャのヴィンツェンツォ・イタリアーノ監督らの候補が挙がるなか、2010年夏から2014年1月までミランの指揮官を務めたアッレグリ氏の復帰が決定した。

 イタリアメディア『スカイスポーツ』は、「アッレグリ氏は2年間の契約に署名した」と報じ、さらにその契約には「1年間の延長オプションが付帯している」と伝えている。

 現在57歳のアッレグリ氏は、2004年から監督キャリアをスタートさせると、サッスオーロやカリアリを経て、2010-11シーズンからミランの指揮官に就任。ミランでの初年度にはセリエA制覇を果たしたものの、2014年1月に成績が低迷したことにより退任した。その後ユヴェントスでは、計8シーズン監督を務め、12個のタイトル獲得に貢献している。

externallink関連リンク

●ミランがコンセイソン監督の解任を発表…後任にかつてセリエA優勝に導いたアッレグリ氏を招へいか●ミラン、アッレグリ氏再招へいへ公式オファー提示か…鍵を握るのはコンテ監督の進退?●2季ぶりにセリエA制覇も…ナポリのコンテ監督は退任へ? 後任候補にアッレグリ氏ら浮上か●日本代表MF遠藤航が来年のW杯へ意気込み「強豪を倒して勝ち進みたい」…さらにリヴァプール残留希望も明言●レアルがアレクサンダー・アーノルドの加入を正式発表! 6年契約でクラブW杯から参加、16.3億円を支払う
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)