
ミランは29日、同クラブを率いるセルジオ・コンセイソン監督の解任を発表した。
コンセイソン監督は昨年12月、パウロ・フォンセカ前監督の後任としてミランの指揮官に就任し、2026年6月までの契約を結んだ。今年1月に行われたスーペルコッパ・イタリアーナ決勝では宿敵“インテル”とのダービーを制し、クラブにタイトルをもたらしたが、コッパ・イタリアでは準優勝という結果に終わったほか、セリエAでは8位でフィニッシュ。来季は6シーズンぶりに欧州の大会へ出場しないことが決まった。
なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は、マッシミリアーノ・アッレグリ氏がミランの新たな指揮官に就任すると伝えており、復帰となれば2014年1月以来11年半ぶり。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、2年契約+1年間の延長オプションが付く契約になると伝えている。
ミランはコンセイソン監督の解任に際し、クラブ公式サイト上で次のようにコメントを発表した。
「ACミランとセルジオ・コンセイソンは、来シーズンも共に歩むことはない。クラブは、セルジオとスタッフの皆さまに、過去数カ月にわたりファーストチームを率いてきた献身的な姿勢、プロフェッショナリズム、そして献身的な努力に感謝したい。ACミランのファミリーは、クラブ史上50個目のタイトルを獲得した監督との別れを告げ、彼の今後の活躍を祈る」
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