「どのコースでも強気で攻める」信条はメジャーでも変わらず 先週Vの岩井千怜が好調キープ

<全米女子オープン 初日◇29日◇エリン・ヒルズGC(ウィスコンシン州)◇6829ヤード・パー72>

先週の「リビエラマヤオープン」でツアー初優勝を飾った岩井千怜が、全米でも調子をキープしている。5バーディ・2ボギーの「69」で回り、3アンダー・7位タイで滑り出した。
出だし1番パー5でいきなり3パットのボギー発進。それでも、心の内は“しょうがない”と割り切っていた。「(1.5メートルの)返しを思い切って打ったら弾かれてしまった。このパットを打てているから、次も強気でいけば大丈夫」と気持ちは前向きだった。

すると、続く2番で4メートルを決めてバウンスバック。9番でも3パットのボギーを喫したが、10番で奪い返した。「パターをオーバーできていて、自分のなかではミスを引きづらないような3パットだった。プラスに考えてラウンドできた」と最後までいい流れを引き付けた。

パッティングでカップをオーバーさせる。これは全米に限らず、どの大会でも心掛けていることだ。「どのコースでも強気で攻めることが自分の目標であり、課題です。(ショートして)『強ければ入っていたかもしれない』と思うと悔しいから」。これはショットでも同じで、100メートル以内は「なるべく攻める」のが信条だ。

この日は31パットで、ショートした場面は「なかったと思います」と胸を張るが、難コースではボギーを減らしていくことも大事になる。「逆に強すぎていたので、スピードを合わせていかないと」と、あす以降もグリーン上をカギに挙げる。

今年から米ツアーを主戦場にし、出場8試合目(うち1試合は推薦出場)でルーキー優勝を果たした。「いま楽しいです。今年、全部の試合が楽しくて、それもいい結果につながっている」。メキシコのお疲れムードもなんのその。このまま上位をキープして、今週も存在感を放っていきたい。

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