「去年に比べたら…」 竹田麗央が落ち着き度“マシマシ”で好発進

<全米女子オープン 初日◇29日◇エリン・ヒルズGC(ウィスコンシン州)◇6829ヤード・パー72>

午前組でプレーした竹田麗央が6バーディ・2ボギーの「68」をマーク。絶好の滑り出しを見せた。
「バーディパットが決まった。途中、ボギーもあったけれど、ガマン強くプレーできた」と振り返る。特に、4つあるパー5のうち3つでバーディを奪うなど、獲りたいところでしっかりスコアを伸ばしたことが、「いいリズムで回れた」要因だと語った。

前半17番、後半2番でボギーがあったものの、ともにバウンスバック。悪い流れを断ち切る強さも見せた。「初日としてはすごくいいスタートが切れたと思います」と充実の表情を浮かべた。

この日は、比較的風の弱い午前スタート。午前7時18分ティオフで、穏やかなコンディションを味方につけた。スコアには満足しつつも、「風次第では4アンダーは難しい」と気を引き締めている様子だ。

「全米女子オープン」は2年連続2度目の出場。昨年は初出場ながらトップ10(9位タイ)に入り、その実力を示した。そして今年は、自分のゴルフにより集中できているという。「去年は初めてだったので、それに比べたらしっかり自分のプレーに集中できた」と落ち着きも増してきた。

午前組の終了時点で暫定首位に立つほどの好スコア。前半はリーダーボードを見ていたが「後半はあんまり」。順位に一喜一憂せず自分のプレーに集中する姿勢が、こういった細かなところにも表れている。

「きょうはアイアンショットで何回かミスがあった。そこを修正していきたい」。午後組で回る2日目はさらに納得のいく内容で終えられるように、ルーキーに余念は無い。(文・齊藤啓介)

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