プロアマ楽しい! 中村心は“初仕事”に笑顔満開 前夜のこだわりは「なるべく明るい色のドレスを…」

<Sky RKBレディスクラシック 事前情報◇15日◇福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡県)◇6489ヤード・パー72>

開幕前日の木曜日、コースには明るい笑顔をみせる中村心の姿があった。今季自身7試合目となるレギュラーツアーで、プロとしての大事な“初仕事”に臨んだ。「プロアマがすごく好きです。なのできょうも楽しかったです!」とニッコリ笑う。
好きだという理由は「みんなでやっている感がある」から。「楽しさだったら一番。きょうはスコアはあまり出なかったけれど。(優勝景品の)フルーツを狙ったんですけど、結果はどうかな…」。プロとして同伴競技者のアマチュアチームに貢献できなかったことを悔しがるが、笑顔が絶えない一日を過ごした。

前日の夜には、博多で行われた前夜祭にも出席。サテンのような、艶やかなドレスに身を包んだ。「なるべく明るい色の服装がいいのかなと思って。ゴールドの模様が入ったドレスにしました」。初々しくもプロとしてのお仕事もしっかりとこなし、今週も上位争いを目指していく。

QT74位で迎えたルーキーイヤー。主催者推薦で出場した4月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」ではプレーオフの末に悔し涙を流したが、2位に入った。ただ、そこから先週のメジャー大会まで3試合連続で予選落ち。メルセデス・ランキング41位で、1カ月後に迫ったリランキングは突破確実だが、そこは意識せずにただ上だけを目指している。

「ダメでもすぐに試合があるっていう気持ちの切り替えや、ルーキーで初めてのコースが多いなかでいろんなことを吸収しながらやらないといけないことに苦戦しています。まずは予選を通過して、毎週、最終日まで戦いたいというのが目標。毎試合に向けて全力で、上位にいけるよう頑張っています」

先週は師匠である中嶋常幸がコースを訪れ、予選落ちを喫したあと練習場で指導を受けた。「ショットが思うように打てなくて、練習方法や意識するポイントを見てもらいました。『まだルーキーだし焦らないで』という言葉ももらいました」。金言を胸に、福岡での活躍を誓った。(文・笠井あかり)

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