
既報の通り、オデッセイが供給開始したばかりのプロトタイプ『Ai-ONE GIRAFFE-BEAM』は、特に『JAILBIRDミニ』形状が男子ツアーでも好評だった。そして、女子ツアーでも同様にこの形状をテストして好感を持つ選手が続出。青木香奈子の意見はこうだ。
「ショートパットの安定感は現状のエース(スクエア2スクエアJAILBIRD)のように高くて、さらにロングパットの距離感が出しやすい感じがします。見た目もとても可愛くて高級感もありますし、そこも使いたくなるポイントのひとつですね。それに、パターカバーもとても可愛いです!」(青木)
現在のエースは『Ai-ONE JAILBIRD MINI DB』を使用している政田夢乃も『JAILBIRDミニ』をテスト。「ヘッドサイズが同じくらいなので近いイメージで構えられますし、ストロークしたときの動きも安定しているように感じました」と話す。
また、神谷そらも『JAILBIRDミニ』をテストし「ネックのあるマレットを使いたいと思っていたので“待ってました!”という感じです。テストでも最初から好感触で、安定感のあるパッティングができそう」とかなり前向きなコメント。
また、姉妹で昨年モデルの『ジラフビーム』を使うのが吉田鈴で、姉の優利が『DW』で今季勝利しており、鈴も『#7』がエースパターだ。新しい『Ai-ONE』インサートになった『#7』をテストして「新しい方がより安定感を感じる」と話しており、一回り大きなサイズも気にならないようだった。
ロングネックはトウハングが小さくなり、フェースバランスに近づくため、開閉を抑えて真っすぐ振りやすいことも想像できる。ショートしづらい『Ai-ONE』インサートも加わった形だが、即実戦投入する選手は現れるだろうか。