最終節ドローのサンプドリア、78年の歴史でクラブ史上初となる3部降格が決定

 イタリアの名門であるサンプドリアのクラブ史上初となるセリエC降格が決定した。

 セリエB最終節(第34節)が13日に行われ、サンプドリアは敵地でユーヴェ・スタビアと対戦し、スコアレスドローで試合は終了。この結果、他会場の結果もあり、サンプドリアは自動降格圏内の18位となり、入れ替えプレーオフ圏内の17位サレルニターナとは勝ち点「1」差でセリエC降格が決定した。

 1946年に創設されたサンプドリアは、1990-91シーズンにはセリエA制覇を果たしたほか、コッパ・イタリアで4度の優勝経験があり、1991-92シーズンにはUEFAチャンピオンズカップ(チャンピオンズリーグの前身大会)で決勝に進出したこともある名門クラブ。2020年1月から2022年6月までは吉田麻也もプレーしていた。

 そんなサンプドリアは2022-23シーズンにセリエAで最下位となりセリエBに降格すると、2023年7月からアンドレア・ピルロ氏が監督を務め、昨季は7位で終了し、昇格プレーオフに進出したものの、昇格とはならず。ピルロ体制2年目で迎えた今季だが、1分け2敗となった時点で解任されると、アンドレア・ソッティル氏、レオナルド・センプリーチ氏が指揮した後、4月から今季4人目の指揮官としてアルベリゴ・エヴァーニ氏が率いていたが、残留に導くことはできず。78年の歴史でクラブ史上初となる3部降格が決まった。

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