自衛隊が中国海軍の「イカついミサイル艦」を確認! “ゴテゴテの外観”を哨戒機が撮影 元々はロシア艦

元々はロシア艦。

ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦が沖縄近海に

 防衛省・統合幕僚監部は2025年5月1日、沖縄県の久米島の南西約80kmの海域で、中国海軍のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦とジャンカイII級フリゲートを確認したと発表。自衛隊が撮影した画像を公開しました。

 ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦は、旧ソ連が開発したミサイル駆逐艦です。艦橋の両脇に、巨大なSS-N-22(ロシア名はP-270)対艦ミサイルを収める4連装発射筒を備えているのが特徴。ステルス性を考慮して凹凸を減らした昨今の軍艦と比べると、無骨な外観です。主機はガスタービンではなく、珍しい蒸気タービンを採用しています。

 中国海軍は4隻をロシアから輸入し、全艦を東海艦隊に配備しています。今回確認されたのは、中国海軍では1番艦となる「杭州」(艦番号136)です。

 ジャンカイII級フリゲートフリゲートは、大量に建造されている中国海軍の主力艦の一つ。こちらはソブレメンヌイ級と異なり、ステルス性を考慮した外観となっています。今回確認されたのは、2008年に就役した「徐州」(艦番号530)です。

 防衛省によると、これらの中国艦は、沖縄本島と宮古島の間の海域を南進し、太平洋へ向けて航行したとのこと。自衛隊は、P-3C哨戒機で警戒監視・情報収集を行ったとしています。

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