ユヴェントス、FWミリクと契約を延長…今季未出場も新契約締結の理由とは?

 ユヴェントスは4月30日、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクとの契約を延長したことを発表した。

 現在31歳のミリクは母国のロズヴォイ・カトヴィツェでプロキャリアをスタートさせると、その後はレヴァークーゼンやアヤックス、ナポリ、マルセイユなどを経て、2022年8月にユヴェントスにレンタル移籍で加入すると、2023年6月に買い取りオプションが行使され、完全移籍となった。

 昨季は公式戦36試合出場で8ゴール1アシストを記録したミリクだが、昨年6月に行われたポーランド代表での国際親善試合のウクライナ代表戦でひざを痛めて負傷交代となり、EURO2024も欠場を余儀なくされた。この影響で昨年6月に半月板の手術を受けると、10月には左ひざの内側半月板の残存部分の関節鏡視下縫合手術を受けたほか、最近には筋肉系の負傷もあり、今季ここまでユヴェントスでの公式戦の出場機会はゼロとなっている。

 そんなミリクの現行契約は2026年6月30日までとなっていたが、今回の発表によると、新たに2027年6月30日までとなる新契約を締結したことが明らかになった。

 なお、イタリアメディア『TUTTOmercatoWEB』によると、ユヴェントスが今シーズン出場できていない中で、ミリクとの契約延長に至った理由については、年俸総額となる480万ユーロ(約7億8200万円)を2シーズンに分割することで合意に至ったため、人件費の削減に成功したという。また、夏には年俸170万ユーロ(約2億7700万円)で移籍を容易にする契約にもなったことが伝えられている。

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