2026年プレジデンツカップのキャプテンを発表 米国はB・スネデカー、世界選抜はG・オギルビー

プレジデンツカップを主催するPGAツアーは29日、2026年大会のキャプテンとして、米国チームにはブラント・スネデカー、世界選抜チームにはジェフ・オギルビー(オーストラリア)が就任すると発表した。
2年に一度、米国チームと欧州を除く各国の選手で構成される世界選抜チームが対戦するプレジデンツカップ。次回は2026年9月、米イリノイ州シカゴ郊外にあるメダイナCC・No.3で開催される予定だ。

スネデカーは「仲間たちから任命されたことは大変名誉なこと」とコメント。米ゴルフチャンネルのインタビューでは、「まだ選手として戦えるのでは」と問われると、「引き受けることにまったく迷いはなかった。チームを率いることはゴルフキャリアの目標の1つだった。世界選抜チームと戦うための準備をしっかりしていきたい」と意気込みを語った。

現在44歳のスネデカーは、2013年のプレジデンツカップに出場し、2勝3敗0分。ライダーカップでは2012年と2016年大会に参戦し、4勝2敗0分の成績を残した。2024年モントリオール大会ではアシスタントキャプテンを務めている。

一方のオギルビーは、2007年・2009年・2011年の3大会連続でプレジデンツカップに出場し、通算7勝6敗1分の成績を記録。また、過去4大会でアシスタントキャプテンも務めており、「プレジデンツカップは自分のゴルフキャリアの中で非常に重要な存在。メダイナCCで開催される大会で世界選抜を率いることは本当に光栄」と語っている。

現在47歳のオギルビーは、コース設計ビジネスにも従事しており、自身が手がける設計会社OCMは『メダイナCC・No.3』の2年にわたる改修工事を監修。より広いフェアウェイ、特徴的な大規模バンカー、拡張されたグリーンが整備され、2024年夏に再オープンした。このコースを知り尽くす人物の起用に、PGAツアーのジェイ・モナハン会長も「ジェフ・オギルビーは完璧なキャプテン。世界選抜に勢いをもたらす最高の存在になるだろう」と太鼓判を押した。

1994年に創設されたプレジデンツカップは、来年で第16回大会を迎える。これまでの成績は米国が13勝で、現在10連勝中。世界選抜の唯一の勝利は1998年、オーストラリア・ロイヤルメルボルンでの大会で記録された。2003年の南アフリカ大会は17−17の引き分けに終わっている。

なお、世界選抜が唯一勝利した1998年大会では丸山茂樹が全勝(5勝)を挙げ、「マン・オブ・ザ・マッチ」と称された。松山英樹は2013年大会から6大会連続で出場している。(文・武川玲子=米国在住)

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