初優勝の佐久間朱莉が替えられなかったクラブとは?

「KKT杯バンテリンレディス」で、プロ5年目の22歳・佐久間朱莉がトータル11アンダーで逆転し、悲願の初優勝を飾った。今季はフェアウェイウッド、ユーティリティ、パターを新モデルに替えているが、昨年から使用するモデルもある。
ドライバーは昨年大ヒットした『G430 MAX 10K』のロフト10度を使用。シャフトは『レジオフォーミュラ MB+ 55 S』を採用している。以前、佐久間は以下の点を気に入っていると話していた。

「『G430 MAX 10K』は、見た目は大きいですが、安定性があって、私の中では芯が広いなと思います。ちょっとのミスでは大きなミスにならないので、そこを気に入っています。ヘッドは真っすぐ低く動かしたいので、安定したショットが打てますね」

新モデルを試していたが、「『G430 MAX 10K』が良すぎて替えられなかったですね」という。シャフトの『レジオフォーミュラ MB+ 55 S』については、「振れるようになって、ヘッドスピードが上がったので、スピン量が増えました。そこでスピン量を抑えようと思って替えました」と話す。

また、ドライバーと同様に昨年から使用するのが、アイアンの『BLUEPRINT S』。ピンをデッドに狙うクラブでは顔と打感を重視すると、以前話している。

「ヘッドがコンパクトで、球離れが速くなく打感が柔らかい点を気に入っています。あまりボテッとしている顔が好きじゃなくて、小さいので見た目からスッと入れた気がしますね」

スコアメイクに直結するティショットやセカンドショットに使うモデルは、使い慣れたヘッドを重宝し、初優勝につながったようだ。

【佐久間朱莉のクラブセッティング】
1W:ピン G430 MAX 10K(9度/レジオフォーミュラ B+ 55 S)
3・5W:ピン G440 MAX(15・19度/レジオフォーミュラ B+55S/65 S)
4・5U:ピン G440(23・26度/N.S.PRO プロト)
6I~PW:ピン BLUEPRINT S(N.S.PRO 850GH S)
50・54・58度:ピン S159(N.S.PRO 950GH neo S)
PT: ピン スコッツデール DS72 
BALL:タイトリスト プロ V1x

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