インテル、S・インザーギ監督と契約延長へ…早ければ今週中の発表も

 インテルは、シモーネ・インザーギ監督との契約を2028年6月まで延長する用意があるようだ。15日、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 現在49歳のシモーネ・インザーギ監督は、現役時代を主にラツィオで過ごすと2010年に引退。その後、ラツィオの下部組織で指導者の道を歩み始めると、2016年の4月からトップチームの監督に昇格した。すると、そこでの手腕が評価され、2021年夏から現在に至るまでインテルを指揮している。インテルでは、2022-23シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝に導くと、2023-24シーズンには、セリエA制覇を果たした。

 そんなシモーネ・インザーギ監督との現行契約は、2026年6月までと、残り約1年となる。報道によると、インテル首脳陣は契約最終年を迎えたなかで新シーズンに突入する状況を避けたいと考えているようだ。さらに、16日に行われるCL準々決勝セカンドレグのバイエルン戦後に、新契約を締結する準備があるとも伝えられており、2028年6月まで任期が延びる可能性があるという。

 なお、新契約締結後には、現在の年俸650万ユーロ(約10億円)から700万ユーロ(約11億円)に増額すると報じられている。

 インテルは、32試合を消化したリーグ戦で、2位ナポリに勝ち点差「3」を離し、首位を走っている。また国内カップ戦のコッパ・イタリアで準決勝、CLにおいては準々決勝に勝ち進んでおり、3冠の可能性を残す。さらにシモーネ・インザーギ監督は、今夏開催されるFIFAクラブワールドカップ2025(Mundial de Clubes FIFA 25)を含めた“4冠”を目指す発言もしており、今後の戦いぶりにも注目だ。

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