フィオレンティーナ、GKデ・ヘアとの契約を1年延長へ…1年間の“ブランク”乗り越え好守連発

 フィオレンティーナが元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアとの契約延長を画策しているようだ。7日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 現在34歳のデ・ヘアは母国の名門アトレティコ・マドリードでプロデビューを飾り、2011年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ活躍の場を移した。元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏から背番号「1」を継承すると、約12年間で公式戦通算545試合に出場。最後尾からチームを支え続け、プレミアリーグ優勝やヨーロッパリーグ(EL)制覇などに貢献した。

 2022-23シーズン終了後に契約満了でマンチェスター・ユナイテッドを退団すると、1年間の“無所属期間”を経て、昨年夏にフィオレンティーナへ加入。自身初挑戦となったセリエAでも安定したプレーを披露し、ここまで公式戦31試合に出場して10度のクリーンシート(無失点試合)を記録している。

 昨年夏に締結した契約は今年6月末で満了となるデ・ヘアだが、フィオレンティーナは1年間の契約延長を画策している模様。ロマーノ氏によると、クラブ側は今シーズンここまでのパフォーマンスを高く評価しており、現行契約に付随している1年間の延長オプションを発動する予定だという。実現すれば、デ・ヘアの新たな契約期間は2026年6月末までとなる。

 1年間のブランクを経て、イタリアの地で再び評価を高めているデ・ヘア。来シーズンもフィオレンティーナの一員としてプレーすることとなりそうだ。

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