“金星発進”も西村優菜は予選敗退 米2勝の20歳に感嘆「勉強になりました」

<T-モバイル・マッチプレー 3日目◇4日◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>

グループ4の西村優菜は、予選リーグ最終戦でシャネッティ・ワナセン(タイ)と対戦。3&2で敗れ、この結果1勝2敗で決勝トーナメント進出はならなかった。
1番ホールで先制しながら、最後は米ツアー2勝の20歳に屈した。中継局WOWOWのインタビューでは「前半は自分のミスもあって、ストローク戦だったとしても悪いゴルフだったと思う。前半のミスは自分のせい。後半は運もなく流れがつかめませんでした」と振り返った。後半は取ったり、取られたりという展開になったが、相手の背中をとらえるまでには至らない。

15番パー4では、アゴが近いバンカーから果敢に寄せにいく相手の姿に驚かされた。「あのアプローチは素晴らしかった。アグレッシブなのは彼女らしさ。『若いな~』と思わせられるゴルフで、勉強になりました」。感嘆の声をあげる。

初戦では世界ランク6位のイン・ルオニン(中国)をくだし、“金星”を手にした。しかし、そこから2連敗。ショットの復調に励む中で迎えた大会で、「打ちたいショットがなかなか打てず、悔しさもありました。もうちょっと、どうにかしたい気持ちはある」と、やるせない思いも強い。

とはいえ、マッチプレー大会では「ひさびさに楽しめて良かった」という気持ちも。今季は日本で出場した1試合を含め、予選がある試合で決勝まで進めていない。そんな状態の中、直接対決でゴルフの楽しさをかみしめることができたようだ。

次は2週後にロスで行われる「JMイーグルLA選手権」(17~20日)に出場予定。そこから今季メジャー初戦の「シェブロン選手権」(24~27日)へと向かっていく。「パッティングはいい。とにかくショットを良くしないと、いいパットが生きない。そこを修正できるように」。来週も状態を上向けることに時間を費やすことになりそうだ。

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