畑岡奈紗が5&4で快勝 あすは古江彩佳と対決「なんとか勝ってベスト16に」

<T-モバイル・マッチプレー 2日目◇3日◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>

1敗で迎えた予選第2ラウンドで、世界ランキング37位の畑岡奈紗が快勝を収めた。ランキング122位のオーストン・キム(米国)を相手に5&4で勝利。ラウンド後に応じた中継局のWOWOWのインタビューでは、「きのうの教訓を生かして、あまり無理せず攻められてアップできたところもあった」と振り返った。
奥から寄せてパーを拾った畑岡に対し、キムがボギーを喫して1アップでスタート。4番で並ばれたものの、5番から再びリードを広げていった。パーセーブで1アップとすると、6番では残り200ヤードから傾斜を使って2メートルに寄せる。「ショットもまとまって、狙い通りのセカンドが打てた。直接狙っても止まらないので、うまく傾斜を使って攻められた」と納得の一打をバーディにつなげ、2アップとした。

相手のミスも絡み、10番終了時点で4アップ。13番でも再び傾斜を使って2メートルにつけ、バーディで5アップと突き放した。ドーミーホールの14番ではバーディパットがカップをかすめたが、キムもパーにとどまり勝負が決した。「パー5が自分の課題」と2つ奪われたパー5を悔やんだが、「安定したプレーができた」と全体としての手応えを語った。

「ここのコースはひとつボギーがくると、なかなかパーセーブしていくのが大変。そういうことがないように、あした以降は頑張りたい」

あすは総当たりする予選グループの最終日で、同じく1勝1敗の古江彩佳と戦う。グループ内で2連勝中のステファニー・キリアコウ(オーストラリア)がキムに勝てば、キリアコウの決勝トーナメント進出が決定。キリアコウが敗れた場合は、畑岡と古江の勝者がキリアコウとのプレーオフに臨む。

古江はこれまで2度“準優勝”しており、畑岡にとっても手ごわい相手。「決勝で当たりたかった。なんとか勝って、ほかの選手の結果次第にはなるけれど、ベスト16に勝ち上がれるように頑張りたい」と意気込んだ。

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