久常涼が2打差発進　先週4位からの好調キープも「欲を言えば…」

＜テキサス・チルドレンズ・ヒューストン・オープン　初日◇27日◇メモリアル・パークGC（テキサス州）◇7475ヤード・パー70＞

先週4位に入った久常涼が、テキサスでも好調をキープしている。3バーディ・ボギーなしの「67」をマークし、3アンダーは暫定13位タイ。首位と2打差の好発進で、週末での上位争いに向けて好スタートを切った。
雨が降り、空も暗い中でのティオフ。10メートルを流し込んだ前半14番で初バーディを奪うと、残り119ヤードからピンそばにつけた16番パー5、1.5メートルにつけた17番で連続バーディを奪った。ただ、後半はスコアカード通りの数字を並べるパー行進。雨はすっかりあがったが、手放しに満足できる内容ではなかった。

「スタートから雨が降っていてタフなコンディションだったけど、幸先よくバーディが来た。欲を言えば後半もっと伸ばしたかったけれど、いい形で終われたと思う」

グリーンを狙うショットのスコア貢献度は「2.677」で全体7位。これについては「打つ幅は広いのでストレスなくゴルフができている」と振り返る。

先週の「バルスパー選手権」では2日目に伸ばし、1打差の2位で決勝ラウンドへ。週末は優勝争いを演じた。期待される22歳のホープは、2週連続での上位争い、そしてリベンジに燃えているはずだ。

今大会は『U-NEXT』でライブ配信が行われている。