謎の“プロペラ”でパッティング向上? クラファンで話題の仁井優花が使う練習器具「向きとストロークが確認できる」

<アクサレディス 事前情報◇27日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6538ヤード・パー72>

国内女子ツアー「アクサレディス」の練習グリーンで、仁井優花が見慣れない練習器具を使っていた。パターのグリップエンドに黄色いプロペラのような棒を取り付け、ボールを転がしていたのだ。
器具を見せてもらうと、グリップエンドに黄色い棒がT字型に固定されている。仁井は「黄色の棒がターゲットラインと平行かどうかで、向きのチェックができるんです」と説明。構えた際に右肩や左肩が前に出てしまうと、棒がターゲットラインとすれるため、正しいアドレスかどうかが一目で分かるという。

ストローク中の動きもチェックできる。「私はヘッドを真っすぐ、真っすぐ動かす意識をもっています。手首をローテーションさせる動きをすると、この棒が横に動いてしまいます。棒が真っすぐ動いていれば、ヘッドも真っすぐ動きます」と説明してくれた。

ショットやパットで、コーチが後方から棒を使って向きを確認する光景はよく見られるが、この“プロペラ”をつけることで一人でも確認できるというわけだ。

この器具は、日本のリトルマートコーポレーション社が開発した『Tパッティング』。現在、ネット販売でのみ購入可能のようだが、クラウドファンディング『キャンプファイヤー』では、目標達成率1000%を超えるほどの話題を呼んでいる。

国内でいち早く使用する仁井は、「手元の近くに目立つ棒があるので、確認しやすいんです」と、正しいストロークを身につけるために重宝していると話す。昨季はメルセデス・ランキング55位で惜しくも2季連続シード獲得を逃したが、プロペラとともにシード復活と初優勝を目指す。

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