大槻智春が長年愛用する穴ぼこの”地クラブウェッジ”とは? 激スピンが打てて、開いても刃が浮かない?

ゴルフフェアのブースの中で、一際異彩を放っていたアクシスゴルフのウェッジ。テクニシャン・大槻智春がゾッコンで長年使用する『Z1ツアースペックウェッジ』が展示されており、その詳細をお届けしよう。
「接地面を少なく作っているので、バンスは弊社の測定で一応11度あるんですが、思い切りヒール部分を落としているので、様々なヘッドの入れ方ができるんです」と語るのは、アクシスゴルフ代表の大越和幸氏だ。

フェースを開いたときにバンス部分が当たらないように削っているため、リーディングウェッジが地面から浮かないのが特徴。フェースの開きやすさとスピン性能を大槻も絶賛している。

「実は意外と開いたときに浮いてしまうウェッジが多いです。大槻プロはそれを気に入って使ってくれていますね。スクエアに構えても刃が浮かないから、トップしづらいと思います」(大越氏)

気になるのは、バックフェースに見られる無数の穴。これは一体何に使用するのだろうか?

「ここにはネジが入っているんです。いろいろな重さのウェイトが入っています。バランスを変えたいときは、アルミとタングステンのネジを入れ替えて調整します。振り心地も変えるために、上部分だけ重くしたりするなど調整しますね」(大越氏)

寛容性の高いアマチュア向けのウェッジも同社では開発している。幅広ソールの『Z5ツアーウェッジ』である。

「ワイドソールっぽく作っているので、これは開くと幅広のワイドソールになるので、バンカーを薄く取ることも可能になります。ペタペタな芝だと刃から刺さりやすくなりますが、このモデルはやさしく打てると思いますね」

男子プロのような激スピンショットを打てるというのなら、試してみる価値はあるかもしれない。

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