勝みなみが日本3位→3カ月の米遠征 楽しみな“お祭り”大会は「シブコとペアで出ます」

<Vポイント×SMBCレディス 最終日◇23日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6668ヤード・パー72>

同コースで行われた2022年「日本女子オープン」覇者の勝みなみ。最終日は3バーディ・1ボギーの「70」でプレーし、トータル3アンダー・3位タイに入った。
「ショットも改善されて、バーディパットを打てる回数が多かったけど、なかなか決め切れずに耐えるゴルフだった」。初日は5個のバーディを奪ったが、2日目は最終18番での1個だけ。そして最終日は3個だった。

「もっと欲しかったですね。チャンスはあったので」というのが本音だが、「難しいコースだし、ボギーは必ず来る。安定した粘りのゴルフができたと感じました」。メジャー覇者は、週末の2日間でボギーが1つだけだったことに胸を張る。

最終日は組の雰囲気にも恵まれた。“黄金世代”の同級生で仲のいい小祝さくら、そして元世界ランキング1位の申ジエ(韓国)と同組に。「さくらちゃんと『今週一緒に回りたいね』って話していたので。最後に一緒に回れて良かったです。(雰囲気も)とても回りやすかった」とニコリ。相乗効果を発揮したのか、開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」では予選落ちを喫した小祝も、トップ10入りを決めた。

ホールアウト後はすぐにコースを飛び出し、急いで空港へ。27日(木)開幕の「フォード選手権」(米アリゾナ州)に出場するため、アメリカへ向かった。今後は「ダウ選手権」(6月26日開幕)までの約3カ月間を米国で過ごす予定だ。

「(3カ月間は)長いです。でも、最後はシブコとペアで出ます。お祭りみたいな感じなので、そこまで気を引き締めて頑張りたいです(笑)」。ダブルス戦のダウ選手権は、昨年に続いて渋野日向子とペアで出場する。『マツケンサンバII』を踊り、渋野がホールインワンを決めた思い出の一戦。そんな“お楽しみ”を心の支えにして、主戦場で成績を積み上げていく。(文・笠井あかり)

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