「鳥取‐島根150km」が一本に 山陰道の無料9kmが2日開通! “ブツ切れ区間”ついにつながる

山陰道の一部を構成する国道9号の「出雲・湖陵道路」と「湖陵・多伎道路」が、開通します。

新IC名は「出雲湖陵」に決定

 山陰道の一部を構成する国道9号の「出雲・湖陵道路」と「湖陵・多伎道路」が、2025年3月2日17時に開通します。

 出雲・湖陵道路と湖陵・多伎道路は、合わせて島根県出雲市内の出雲IC~出雲湖陵IC~出雲多伎IC間8.9kmを結ぶ通行無料の自動車専用道路です。

 国道9号(現道)やJR山陰本線と並走するとともに、途中の出雲湖陵ICは県道39号湖陵掛合線に接続します。

 また、東西の両端は既存の山陰道に接続し“断絶区間”が解消。これにより山陰道は、鳥取県琴浦町の大栄東伯ICから島根県大田市の石見福光ICまでの約150kmが、一本につながります。

 国土交通省中国地方整備局は、高速道路網が松江や出雲から石見銀山などがある大田方面へ拡大することから、クルーズ船や空港利用者らの周遊観光促進が期待されるとしています。

 同局によると道路開通後の、松江市の島根県庁から浜田市役所までの所要時間は今より10分短い約130分に。出雲大社から石見銀山までは、今より4分短い約63分になる見込みです。

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