兵庫-大阪の「新たな東西幹線道路」JR線アンダーついに開通へ 尼崎の“鉄道&川密集地帯”を貫通! 全通で“神ルート”誕生!?

兵庫県が尼崎市北部で整備を進めてきた都市計画道路「園田西武庫(そのだにしむこ)線」の909mが、2025年3月23日(日)に開通します。

尼崎の未開通区間2か所、一つが3月開通

 兵庫県が尼崎市北部で整備を進めてきた都市計画道路「園田西武庫(そのだにしむこ)線」の909mが、2025年3月23日(日)に開通します。

 園田西武庫線は、阪急神戸線の北側に並行する東西道路で、今回、塚口駅の北側でJR宝塚線(福知山線)をくぐるアンダーパス部が開通します。

 さらに、2026年度にはその東側、藻川を渡る藻川工区504mも開通予定。これまで鉄道と川で途切れていた部分がつながり、全通が見えてきました。

 この道路、県が「兵庫県と大阪府を結ぶ新たな東西幹線道路」と説明する重要な道路といえます。

 全通すると、大阪の「内環状線」に接続し、兵庫から大阪北部を東西に貫く新たなルートが完成します。江坂で新御堂筋(国道423号)と連絡するほか、吹田・茨木方面に向かうことも可能です。

 このように大阪の都心部を通らずに北摂地域を横断するルートとしては、北側に回り込む国道171号などがありますが、より南側の阪急神戸線沿線にアプローチするルートとなりそうです。ただし、行けるのは武庫川の東岸までで、武庫川西側に通じている171号とはつながりません。

 尼崎周辺では、藻川の東側の「東園田4丁目」交差点から、JR線西側の「塚口本町6丁目北」交差点まで、南北に回り込んで約10分かかっていたところが、園田西武庫線が全通すると直結で約4分まで短縮するとのこと。従来の大回りルートの途上にあるJR宝塚線の「前畑踏切」や、「ピッコロシアター南」交差点の慢性的な渋滞の緩和が期待されています。

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