青木瀬令奈が両足の種子骨骨折を告白 10キロ減量で「うまく付き合うしかない」

青木瀬令奈が18日、「U-NEXT GOLF 2025-新ラインナップ発表イベント―」に出席した。そこで昨年11月に両足の種子骨を骨折をしていたことを明らかにした。
30代になってもなお、“試合を休まない”で知られる青木だが、昨年9月「スタンレーレディスホンダ」から腓骨神損傷による足首痛のため3試合を欠場。その後は復帰して最終戦まで駆け抜けたが、「それとは別物」と新たなケガに見舞われた。

足に違和感があり、オフに入り精密検査を受けて発覚。「長期的に負荷がかかると折れてしまう」という、マラソン選手に多く見られるような骨折で、母指球に痛みが出るもの。「衝撃波治療をしている。体内の水分を利用して、患部に電磁波みたいなものを届けるというような治療があって。手術では骨が治らないみたいでうまく付き合うしかない」と、治療を進めている。

今季開幕まであと数週間だが、このオフは治療が最優先事項になった。アップダウンの少ない平坦なコースでは18ホールを回ることができた。しかし、開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の舞台である沖縄県・琉球ゴルフ倶楽部をラウンドした時には「アップダウンがあるので痛かった」という。

足への負担を減らすために10キロの減量も行った。パッと見ただけでも、その変化が分かるほどだ。「体重が落ちたことでヘッドスピードが落ちたりというのももちろんある。そのなかでケガなく、痛みなく、18ホールをゴルフをしたいと思ってやってきた」。昨年のドライビングディスタンスは229.06ヤードで73位。飛ばない青木にとって飛距離ダウンはかなりのネック。それでも先日のハワイ合宿では“罰ゲーム”でのスクワットが恒例だが、「『全力素振りにします!』って言って。ヘッドスピードをなんとか戻していこう」と、振る力を維持しようと励んだ。

このケガはもちろん「懸念材料」だが、本人の声色は明るく、眼差しは強い。「去年はケガの影響もあって優勝できなかった。今年こそ優勝して、できれば複数回優勝をして、毎年の目標でもあるリコーカップにファンのみんなを連れていきたい」。昨年同様、27日開幕の台湾女子ツアー「フォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権」に出場し、開幕戦へと向かう。(文・笠井あかり)

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