マキロイは就任直前のトランプ大統領とゴルフ! 「PGAツアーとLIVゴルフの統合は可能」

<ジェネシス招待 事前情報◇12日◇トリーパインズGC サウスC(カリフォルニア州)◇7765ヤード・パー72>

ローリー・マキロイ(北アイルランド)は、「ジェネシス招待」の開幕前日に行われた公式会見で、1月に就任直前のトランプ大統領とフロリダでラウンドしていたことを明かした。
「素晴らしかったよ。本当に良かった。いい話し合いができたと思う」とマキロイ。奇しくもこの日のプロアマ戦はトランプ大統領の長男のトランプJrとその娘のカイと9ホールをプレーしている。

「トランプ大統領はLIVのフォーマットが好きではないことがわかった。彼に『あなたのコースはLIVゴルフを開催したことがあるじゃないか』と言うと『それが好きだという意味ではない』と答えた。だから彼はPGAツアー側だと思う」とマキロイ。

2月4日には、PGAツアーのジェイ・モナハン会長と、プレーヤーディレクターのアダム・スコット(オーストラリア)がホワイトハウスでトランプ大統領と面談しているが、マキロイもPGAツアーとLIVゴルフを全面支援するサウジアラビアの政府
系ファウンド、PIFとの統合を加速させるのに、「トランプ大統領はたくさんのことができる」と期待を寄せる。

PIFのヤシル・アルルマヤン会長とトランプ大統領は直接話しができる間柄であることを挙げ、「それは多くの人ができることではない」とした。またマキロイは男子ゴルフが“再結成”されるためには、LIVゴルフの選手がPGAツアーに「罰則」なしに戻ってこられるべきだとした。

「PGAツアーに残った選手もLIVゴルフに行った選手もみな恩恵を受けている」というのがマキロイの論理。「今週の賞金は2000万ドル(約30億円)の賞金だ。もしLIVゴルフがいなければ、このようなことは起こらなかっただろう」とし、超高額の契約金を手にしたLIVゴルフの選手と同じくPGAツアーの賞金も大幅アップしたことを示した。

「だからここからが出発点。過去のことはもう振り返らない。不運なことだっただけ。これからは再統一して、前に進むことがみなにとって一番いいことだ」と話した。

統合後にはPGAツアーの選手がLIVゴルフに行ってプレーする、LIVゴルフの選手がPGAツアーでプレーする、「そういうことができるはず。ブライソン・デシャンボーがここに戻ってきてプレーするのはいいことだ」と話した。果たして実現するか?(文・武川玲子=米国在住)

externallink関連リンク

松山英樹のスタートは? 大会初日の組み合わせ 最新版! 男子世界ランキング! タイガー・ウッズが復帰戦を延期 「まだ準備ができてない」とジェネシス招待を欠場 「優勝してタイガーと写真撮りたい」連覇に挑む松山英樹 昨年は叶わなかった“野望”実現へ マイナビ チャレンジマッチ THE Heroines 2025 最終結果
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)