「もうちょっと伸ばしたかった」でも3差発進 メジャー女王・古江彩佳の状態は上向き

<ファウンダーズカップ 初日◇6日◇ブレイデントンCC(米フロリダ州)◇6465ヤード・パー71>

前週のシーズン開幕戦を25位で終えた古江彩佳だが、フロリダ連戦2試合目を首位と3打差の12位タイで滑り出した。今季初の60台となる「68」を記録したが、本人は「そこそこ調子が良かったぶん、もうちょっと伸ばしたかった。スタートとしてはボチボチ」という評価にとどめた。
スタートから6ホールでバーディ3つを奪いながら、それ以降はバーディとボギーが2つずつと、足踏み。ただ、5番パー4では残り139ヤードから9番アイアンで放った2打目が、“そのまま入るか”というスーパーショットになるなど、状態が上向いていることは感じさせる。

フェアウェイキープ数は14ホール中12回、パーオン数も18ホール中15回。ただ『31』だったパットが課題に挙げられる。「すごく(ショットが)近寄っていたわけではないけど、ミドルパットがもう少し入ってくれても良かった」。ここが、上位浮上への大きなカギを握る。

過去2年間の優勝者だけが出られる先週のエリートフィールドは、出場30人中25位タイと悔しい結果に。古江にとっては“ようやくの60台”という感じだが、「まずは自信を持って振ることが大事。(先週は)グリーン周りも苦しんだので、そこに集中して練習した。きょうはショットが良くなった」と修正を繰り返し、状態アップにもつながっている。

世界ランキングは日本勢最上位の8位。13人の日本人プレーヤーが参戦する今季のフィールドを、引っ張っていく存在だ。「風が吹くと、フラットなコースなのでそれが効いてくる。そのなかでもしっかりと集中してできれば」。昨年の「アムンディ・エビアン選手権」を制したメジャー女王のエンジンは、徐々にあたたまってきている。

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