「まだ使える」ロシア軍がダム湖に放置“2年間経った装甲車”ウクライナ軍が回収して再利用!?

2年も水の底だった車両、本当に動くの?

ロシア軍が放棄してしばらく忘れられていた車両

 ウクライナ国防省の公式newsサイトである「アーミーインフォーム」は2025年2月3日、約2年前にロシア軍がダム湖に放置したBMP-2歩兵戦闘車両が回収される様子を公開しました。

 回収を行ったのはウクライナの第63機械化旅団傘下の第106大隊の将兵で、回収されたBMP-2は、ロシアによるウクライナ侵攻の序盤、全面侵攻を開始した後、ウクライナ軍がロシア軍へ反撃に出て押し返した際に、ダム湖内に放棄していった車両だそうです。

 放棄後、ダムの水位が上昇したため、この車両が見えることはありませんでしたが、ここ最近の戦闘でダムが破損し、水が引いたため姿を現しました。

 車両は、2022年2月の戦闘開始の頃に使われた車両ということで、既に水に浸かってから2年近くが経過していますが、なんと同大隊はこの車両を修理後、ロシアとの戦闘に使用する予定とのことです。

 今回、同車両の回収作戦を指揮した隊長は、アーミーインフォームの取材に対して特に大きな損傷は見られないため「まだ使える」と自信を持って返しています。

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