アモリム体制で出場機会“激減”のカゼミーロ…関心を寄せるローマへの移籍に前向き?

 セリエAのローマが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表MFカゼミーロに関心を寄せているようだ。28日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が『スカイ』の報道を引用して伝えている。

 現在32歳のカゼミーロは母国ブラジルの名門サンパウロの下部組織出身で、2010年にトップチームへと昇格を果たした。2013年にレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)に加入し、ポルトへのレンタル移籍を経て2015-16シーズンから“白い巨人”に復帰。以降はトップチームの主力に定着して公式戦通算310試合出場31ゴールを記録するなど、クラブのラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に大きく貢献した。2022年8月からはマンチェスター・ユナイテッドに活躍に場を移している。

 イングランド上陸1年目の2022-23シーズンは公式戦51試合出場7ゴール6アシストをマークしたカゼミーロ。しかし、昨季は負傷の影響もあり出場機会を減らすと、今季はルベン・アモリム監督への指揮官交代を機に完全にレギュラーの座を失った。そんななか、2025年に入ってから未出場が続く同選手に対し、セリエAのローマが関心を寄せている模様。ボカ・ジュニオルスへの移籍が噂されるアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの退団に備え、カゼミーロを代役候補に据えているという。

 また、カゼミーロ自身も移籍に前向きな姿勢を示している様子。マンチェスター・ユナイテッドは完全移籍での売却を望んでいるものの、6カ月間のレンタル移籍の可能性が最も高いと指摘した。果たして今冬の移籍市場でカゼミーロはどのような決断を下すのだろうか。

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