
【モデルプレス=2025/01/23】社会学者の古市憲寿氏が23日に放送されたフジテレビの情報番組『めざまし8』(月~金あさ8時~)に生出演。22日に行われた関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長の会見について言及した。
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◆古市憲寿氏、フジの構造に指摘「フジテレビ出れなくなってもいいから言う」
フジテレビの執行役員や常務を歴任し2022年からは専務、2024年6月には関西テレビの社長に就任した大多社長は会見にて「中居氏とこの女性の間に起きた事案。その間に人がいて、こうなったというのは私は把握していなかった」と言及していた。
こうした一連の騒動を受けて古市氏は、同社について「企業としての体を成していないと思うんです。普通の企業ではありえないことが起きている」と言及。「フジテレビ出れなくなってもいいから言うんですけど」と前置きし、フジサンケイグループの会長を務める日枝久氏について「日枝さんを中心とする経営陣にどいてもらわないとこの問題は収束しないと思うんです。影響力のある企業として87歳の方が権力を持つことがおかしい」と指摘した。
「少なくとも10年間フジテレビは経営にも問題があったしコーポレートガバナンスの欠如が今回の問題根幹にある以上、経営陣が一回どいてもらわない限りは社会の信用は取り戻せない」と構造の改善を進めると同時に、「(フジテレビが)好きだからこそ風通しを良くしなきゃいけない。だからこそ上層部の人にはやめてもらわないといけない」と訴えた。
◆中居正広・フジ騒動
中居は1月9日、女性とのトラブルをめぐって声明文を発表し、示談が成立したと報告。23日時点で中居の全レギュラー番組が終了・降板となった。騒動に一部社員が関与していると報じられていたフジテレビは17日の会見にて調査委員会を設置し対応を進めていくと伝えたが、会見後フジテレビでのCM放映を見合わせる企業が相次ぐなど波紋が広がっている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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