ミランが関心のラッシュフォード…元同僚イブラが言及「彼には大きな可能性がある」

　ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏が、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードについて『スカイスポーツ・イタリア』に語った。12日付けで報じられている。

　ルベン・アモリム監督が指揮を執るマンチェスター・ユナイテッドで出場機会を失っているラッシュフォードに対しては、移籍の噂が取り沙汰されている。その移籍先の候補の一つがミランと見られており、かつて現役時代に共にプレーした経験もあるイブラヒモビッチ氏は「マーカスは以前よりもずっと成熟しており、真のリーダーのような存在になっている。プレー面だけでなく、その姿勢や精神面でも大きな成長を遂げた。以前はその才能を見せていたが、今ではより男らしく、責任を背負う選手になった」とコメント。

　また同氏は「彼には大きな可能性がある。重要なのは、自分を信じ、適切な環境でその力を発揮することだ」「当時からすでに強かった。彼は右でも中央でも左でもプレーできる。どのポジションでも彼は活躍できる」と、自身も背負ったマンチェスター・ユナイテッドの“10番”に信頼を示した。

　新たにチームを率いるセルジオ・コンセイソン監督の下、巻き返しを図るミラン。冬の移籍市場を経て、その布陣にラッシュフォードは加わっているのだろうか。